牛頭天王様に会いに津島神社へ
牛頭天王様という神様がいらっしゃいます。
本来はインド祇園精舎の守護神であり、
日本では神仏習合の神。
釈迦の生誕地に因む祇園精舎の守護神とされて、
素戔嗚尊(スサノオノミコト)に同一視されています。
薬師如来にも縁が深く、牛頭天王を祀った寺社では、
牛頭天王を御本尊として、ご本地を薬師如来で祀っています。
牛頭天王は他にも、平安時代の陰陽道が大きな影響力を持った時代、
牛頭天王という行疫神を陰陽道から理解し、厄災除けの神として世間に広まったとされます。
その為、コロナウィルスが猛威を振るう昨今、
多くの寺社が牛頭天王さんにご祈祷をしています。
この牛頭天王を祀る寺社として
有名なのが、牛頭天王の信仰の起源が最初に文献に見られる八坂神社。
そして、この愛知県津島市の津島神社です。
私がプロとして活動した頃からのお客様で同市在住の方がいて、
子供の頃からお詣りによく訪れていたらしい。
そして、今年
たまたま、お詣りにいった日に巳様に出会い、
その次に行った時には、巳様の抜け殻を見つけ、
それをいただいて帰り、ご自宅で祀ってみることにした。
その直後、家族に吉報が次々と舞い込み、不思議な体験をされています。
話によると、昔神社の近隣で大火事があった際に、
白蛇さんがたくさん、逃げてきたということがあったらしく、
ご眷属である龍神様がしっかり活躍されているようです。
実際に、私がお詣りに行った日にも
本殿の裏のうっそうとした森の中に
「異次元につながる空間」とでもいうような、
森の中で、龍神様をはじめとして、
多くの森の住人の気配を感じました
ヤマタノオロチの神話に見る牛頭天王の力
牛頭天王さんのご利益としては、
先に書いた「疫病退散」に加えて、
様々なご利益御神徳があるとされていますが、特に一般的に有名なご利益は、
- 縁結び
- 厄除け
- 子孫繁栄
- 家内安全
- 商売繁盛
- 学問上達
- 五穀豊穣
- 病気平癒
- 水難除け
- 火難除け
- 病難除去
などがあります。
その中でも「縁結び」
これに関しては、興味深い話があります。
以下は私の尊敬する師匠の話から
牛頭天王のご利益の一つが縁結び。
それに関してはこのようなことを思うんです。
牛頭天王は日本神話で言えば素戔嗚尊、お后の波梨采女は櫛稲田姫です。
この二人の神様のなれそめは八俣大蛇(ヤマタノオロチ)の神話です。
大蛇の生贄にされそうだった姫を素戔嗚尊は大蛇を斬って助けます。
この神話の語るものは色々に解釈できますが、一つは結婚における障害です。
なかなか結婚できない。その障害が八岐大蛇にたとえることができる。
興味深いことに結婚や恋愛がダメになるパターンは人によってみな同じなんですね。
だから同じ頭が八つある大蛇なんです。
問題をクリアしてもまた同じような感じのパターンで問題が起きてくる。
素戔嗚尊が姫に出会うやそういう怖い話を聞かされる。
でも彼はあきらめないで大蛇を退治しようとようと考えます。
素戔嗚尊の凄いところは負けていないところ。
高天原でいたずらがすぎたため、
折檻されてそこを追放になる。姉上である天照大神ともほぼ絶縁。
これ、普通はかなりのストレスと自己嫌悪になるでしょう。
会社で悪さか失敗して首になるみたいなものです。
おまけに身内からも見放される。
「自分ってだめだなああ・・・」
それで彼もあてどもなく地上をうろついていたんでしょう。
そんな時に理想的な彼女「櫛稲田姫」に出会ったわけですね。
でも彼女には怖い大蛇の問題が・・・
普通は「もう駄目だわ。そんなのばっかり。」
自分ってついてないなあと思うだろうけど…
でも彼は違いました。彼はなんとか知恵を絞って
ヤシオリの酒壺で大蛇を酔っぱらわしてとうとう切ってしまった。
そうしたら大蛇の中から思ってもないギフトが!
天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)です。
お宝と彼女をゲットして素戔嗚尊はこれで見事に勝ち組に返り咲くわけです。
ほかにないご利益としてあげるなら牛頭天王様にもそういう力を感じます。
負け組返上のご利益といっていいでしょうか。
仕事負け組、結婚負け組返上には是非、牛頭天王様に祈願してみては。
全国的に感染者が爆発的に増加しつつあります。、
天候も、天災も、何が起こるのか、読めないのは
災害の星回り、七赤金星中宮(九紫火星暗剣殺)のなせる業。
どうぞ、皆様、「転ばぬ先の杖」を持って気をつけてお過ごしくださいね。
皆様と皆様の大切な方々が、ご無事で幸せな一日を過ごせますように。
拝
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